使い方

ロジマガの全機能を項目別に解説しています。

サービス概要

ロジマガは、Google StreetView を背景にしたビジュアルノベルを作成・公開・体験できるプラットフォームです。 実在する場所を舞台に、台詞・キャラクター画像・BGM・SEを組み合わせたシーンを作り、他のユーザーに公開したり探索ゲームとして遊んでもらえます。

基本的な流れ

1
ログイン・APIキー設定 — Googleアカウントでログインし、Google Maps APIキーを設定します。
2
地点を作成 — ストーリーの舞台となる実在の場所をマップ上に登録します。
3
イベント・シーンを作成 — 地点ごとに台詞・画像・音楽を組み合わせたシーンを作ります。
4
公開・共有 — ギャラリーに公開し、他ユーザーに体験してもらいます。
5
(オプション)探索モード — StreetViewを歩き回りながら地点を発見するゲーム体験を作れます。

アカウント・APIキー設定

ログイン

画面右上の「Googleでサインイン」ボタンからGoogleアカウントでログインします。初回ログイン時にユーザー名の設定画面が表示されます。

プロフィール設定

/rojisystem/profile から以下を設定できます。

  • ユーザー名 — URLや表示に使われる一意の識別子(英数字・アンダースコア)
  • 表示名 — ギャラリーなどで他ユーザーに見える名前
  • Google Maps APIキー — 地図・StreetView機能に必要

Google Maps APIキーの取得と設定

取得手順はスクリーンショット付きの専用ページで詳しく説明しています。

Google Maps APIキーの取得方法(詳細ガイド)

Google Maps APIは月$200相当の無料枠があります。個人利用では通常費用は発生しません。念のためCloud Consoleで「予算アラート」を設定しておくと安心です。


地点の管理

「地点」はストーリーの舞台となる実在の場所です。/rojisystem/places(マイ地点)で管理します。

地点を作成する

1
マイ地点ページの「+ 地点を作成」をクリックします。
2
地図上をクリックするか、検索ボックスで場所を探してピンを立てます。
3
StreetViewパネルで視点(向き・仰俯角・ズーム)を調整します。この視点がイベント再生時のデフォルト背景になります。
4
「地点を作成」ボタンで保存します。

StreetViewが存在しない場所は背景として使えません。あらかじめGoogleマップで確認してください。

地点の編集

地点カードの「編集」から以下を変更できます。

  • タイトル・説明
  • StreetViewの視点 — マップ上でピンを移動・視点を再設定
  • マーカーアイコン — 探索モードのマップに表示されるアイコン画像・表示方法(常時表示 / 条件付き)
  • スポット紐付け — 地点を既存スポット(ランドマーク)に関連付ける

公開・非公開設定

地点を「公開」にすると、その地点が持つ公開済みイベントがギャラリーのマップに表示されます。地点が非公開のままだとイベントを公開しても他ユーザーに見えません。

地点の公開設定とイベントの公開設定は独立しています。両方が公開になって初めてギャラリーに掲載されます。


イベントの作成・管理

「イベント」は地点に紐付くシーンのまとまりです。1イベント = 複数シーンで構成されます。

イベントを作成する

1
マイ地点から対象の地点を選び、「+ イベントを追加」をクリックします。
2
イベントタイトルを入力します(任意)。
3
「+ シーンを追加」でシーンを追加し、内容を編集します(詳細は次のセクション)。
4
シーンの順番はドラッグ&ドロップで並び替えられます。

イベントの設定項目

  • タイトル — ギャラリーや管理画面での表示名
  • 順序(order) — 同じ地点に複数イベントがある場合の並び順
  • 繰り返し許可 — 探索モードで何度でも発動するか(オフにすると1回のみ)
  • 公開設定 — オンにするとギャラリーに掲載(地点も公開が必要)
  • 表示条件(フラグ) — 特定フラグのセット/未セット時のみ表示する条件

イベントの公開

1
イベント編集画面の「公開する」トグルをオンにします。
2
地点もマイ地点から公開設定にします。
3
ギャラリー(/rojisystem/explore)に表示されます。

公開前に「再生」ボタンで実際のプレイ画面を確認することをおすすめします。


シーンの詳細設定

各シーンでは以下の要素を細かく設定できます。

台詞・話者名

  • 話者名 — テキストボックスに表示される名前(省略可)
  • 台詞 — 本文テキスト。改行可。省略するとテキストボックスが非表示になります

アクター(キャラクター画像)

画面に表示するキャラクター画像を設定します。複数追加可能です。

  • 画像URL — マイファイルから選択するか直接URLを入力
  • 位置 — 左・中央・右の横位置
  • サイズ — 画面に対するパーセンテージ
  • オフセット — X/Y方向の微調整
  • 反転 — 画像を左右反転する

PNG(透過あり)の画像を使うとキャラクターが自然に見えます。

背景

  • StreetViewそのまま — 地点のStreetViewを背景に使います(デフォルト)
  • 画像URLで上書き — 別の画像を背景として使います。マイファイルから選択するか直接URL入力
  • 暗転・フェード — シーン遷移時の演出

視点の上書き(カメラアングル)

デフォルトでは地点に設定されたStreetViewの視点が使われますが、シーン単位で向き・仰俯角・ズームを上書きできます。 場面の雰囲気に合わせてカメラを動かすような演出に使えます。

BGM(背景音楽)

  • URL — 音楽ファイルのURL(MP3 / OGG など)
  • 音量 — 0〜1 の範囲で設定
  • 次のシーンでBGM設定がない場合は前のシーンの曲が継続再生されます

SE(効果音)

シーン表示時に最大3つのSEを同時再生できます。各SEにURL・音量を個別に設定します。

ボイス

台詞に合わせてキャラクターボイスを再生できます。URLを設定するとシーン表示時に自動再生されます。

フラグ操作(シーン単位)

シーンが表示されたときにフラグを操作できます。これを使ってイベントの「既読フラグ」や条件分岐の進行管理ができます。詳しくはフラグ・条件分岐を参照。


マイファイル

/rojisystem/myfiles では、イベント作成で使う画像・音声ファイルのURLを登録・管理できます。 ファイルの実体は外部サービスでホストし、URLのみをここに登録します。

ファイルを登録する

1
「+ ファイルを追加」をクリックします。
2
ファイルの種別を選びます(背景・スプライト・BGM・SE・ボイス)。
3
ラベル(管理用の名前)とURLを入力して保存します。

画像は Google Drive・Dropbox・Imgur など、直リンクを取得できるサービスが使えます。 音声は SoundCloud・Dropbox などが利用できます(直接再生可能なURLが必要)。

ファイル種別

  • 背景 シーンの背景画像
  • スプライト キャラクター画像(アクター)
  • BGM 背景音楽
  • SE 効果音
  • ボイス 台詞ボイス

エディタでの呼び出し

シーン編集中に画像・音楽URLを入力する欄の横にある「ファイル選択」ボタンを押すと、マイファイルの一覧が表示され、素早く選択できます。

公開設定

各ファイルを「公開」にすると、あなたのイベントをフォークしたユーザーがそのファイルの情報(ラベル・種別)を参照できるようになります。


ギャラリー

/rojisystem/explore では、他ユーザーが公開したイベントやパッケージを閲覧・体験できます。

閲覧方法

  • マップタブ — 地図上に公開地点のピンが表示されます。ピンをクリックするとその地点のイベント一覧が表示されます
  • イベントタブ — 公開イベントを新着順に一覧表示します
  • パッケージタブ — 公開パッケージの一覧です
  • ファイルタブ — 公開されたファイル素材の一覧です

イベントの再生

イベントをクリックすると再生画面が開きます。クリック(またはキー入力)でシーンを進めます。

フォーク

「フォークを許可」しているパッケージは「フォークする」ボタンが表示されます。フォークするとそのパッケージのコピーが自分のライブラリに追加され、自由に編集・改変できます。元の作者のクレジットが記録されます。

フォークしたイベントのコンテンツはオリジナルと独立しています。オリジナルを編集してもフォーク版には反映されません。


パッケージ

「パッケージ」は複数のイベントをひとまとめにして配布・共有するための機能です。/rojisystem/packages で管理します。

パッケージを作成する

1
「+ パッケージを作成」をクリックし、タイトルを入力します。
2
「イベントを追加」で含めたいイベントを検索して追加します。自分のイベントだけでなく他人のフォーク可能なイベントも追加できます。
3
イベントの並び順を設定します(探索モードのシナリオ順序に使えます)。

パッケージの設定

  • タイトル・説明
  • フォークを許可 — オンにすると他ユーザーがこのパッケージをコピーできます
  • 公開設定 — ギャラリーに掲載するかどうか
  • 探索スタート地点 — このパッケージを探索モードで使う場合の開始位置
  • 探索BGM — 探索中に流れるBGM

探索モードでパッケージを使う場合は、スタート地点を設定しておくと「探索」ページからすぐ開始できます。


探索モード(散歩)

/rojisystem/walk では、StreetViewをリアルタイムで歩き回りながら地点に近づくとイベントが発動するゲーム体験ができます。

2種類の探索

  • マイ地点探索自分が登録したすべての地点を対象に探索します。スタート地点・BGMはプロフィールで設定します。
  • パッケージ探索特定のパッケージに含まれる地点だけを対象に探索します。パッケージ側でスタート地点・BGMを設定します。

スタート地点の設定

  • マイ地点探索 — /rojisystem/profile の「探索設定」で設定
  • パッケージ探索 — パッケージの編集画面で設定

近接トリガー(発動距離)

各地点には「発動距離(メートル)」が設定されています。現在地点からその距離以内に入ると、右パネルにイベント一覧が表示され、クリックで再生できます。 未設定の場合は約30m(1秒角)がデフォルトです。

探索中のUI

  • 左パネル — StreetView(移動・視点変更は通常通り操作できます)
  • 右パネル — 近くの地点・発動可能なイベント一覧、セーブ/ロードボタン
  • マーカー — マップ上に表示される地点アイコン(設定によって常時/条件付き表示)

セーブ・ロード

「セーブ」で現在の位置・既読イベント・フラグ状態を保存します。次回アクセス時に「ロード」で再開できます。

セーブデータはブラウザのサーバーに保存されます。同じアカウントであれば別デバイスでもロードできます。


フラグ・条件分岐

「フラグ」は探索の進行状態を管理するための仕組みです。シーンの表示条件や、イベント後の状態変化に使います。

フラグ名の登録

/rojisystem/profile のフラグ管理で、使用するフラグ名を定義します(例: talked_with_alicegate_opened)。

シーンでのフラグ操作

シーン編集の「フラグ操作」で、そのシーンが表示されたときに実行するフラグ操作を設定できます。

  • セット フラグをオンにします
  • アンセット フラグをオフにします
  • トグル オン/オフを切り替えます

イベントの表示条件

イベント編集の「表示条件」で、探索時にこのイベントが発動する条件を設定できます。

  • 必須フラグ(require) — 指定したフラグがオンの場合のみ発動
  • 禁止フラグ(forbid) — 指定したフラグがオンの場合は発動しない

活用例

例:イベントAを見た後にのみイベントBが出現する

① イベントAの最後のシーンに「フラグ event_a_done をセット」を設定

② イベントBの表示条件に「event_a_done が必須」を設定

例:1回だけ発動するイベント

① イベントの最初のシーンに「フラグ event_seen をセット」を設定

② そのイベントの表示条件に「event_seen を禁止」を設定(+繰り返し許可をオフ)

フラググラフ

/rojisystem/flag-graph では、フラグとイベントの依存関係を視覚的に確認できます。複雑な条件分岐の全体像を把握するのに使えます。


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